生命保険に入らない=冷たい??
この前、とある女性(Aさん)と会話する機会があって生命保険の話になり、僕は金融知識については平均よりは少しある自負があったので自分の生命保険に対する考えを饒舌に話してしまいました。
結果から言うと、空気が悪くなってしまいました。
僕の話した内容とは、
・子供のいない家庭は入る必要はない。仮にどちらかが亡くなっても結婚前の生活に戻るだけ。(結婚前後の生活水準の変化については今回は不問)
・子供がいても成人するまでの十分な資産があるなら、この場合も不要。
・子供がいて、成人するまでに必要な資産がないならその期間だけ入ればいい。
これを聞いたAさんはお前何言ってるんだというような顔をし、
「死んだらあとは知らねえ!ってことなんですか??(キレ気味)」
と言われてしまいました。
そのあと一応補足説明をして理解はしてもらったつもりではありますが、煮え切らない顔をしていたのでおそらく”納得”はしてもらえていないと思います。
おそらく、Aさんとしては
生命保険=残された家族への遺産(家族愛)
ということなのだろうと僕は思いました。
Aさんは入るか否かの二元論でしか考えていないということになります。しかし、家族構成や年収によって必要な金額は人それぞれ違います。極端なことを言えば石油王は生命保険なんかに入る必要は全くないはずです。
必要な金額分の資産があるなら生命保険は不要だし、ないなら資産が必要額に達するまでもしくは子供が成人するまで入ればいい。ただそれだけのことなのです。
しかし、Aさんは入ることが家族への愛の証明というような考えになってしまっているため、僕の考えがドライで冷たいと感じたのだと思います。
僕としては無駄な保険料を削って、その分を家族のために使うほうが幸せになれるし、結果的に愛を感じられると思いますがどうなんでしょう。
今回僕が衝撃を受けたのは、Aさんにとって僕は“お金のことについて合理的に考える冷たい人間”と思われてしまったことです。(僕が説明下手だというのも一因です。。)
みなさんもお金の話はほどほどに。